- Barkers original- Face challenges Charity t-shirt 2025

¥4,000

※ご購入数が一定を超えた場合、入荷次第の発送となります。ご了承くださいませ。

 

毎年テーマとデザインを変え製作しているBarkersオリジナルTシャツです。
2025年は "Face challenges "

皆さまは保健所という場所をご存知でしょうか? 
実際に行かれたことがある方は少ないと思います。ご自身がお住まいの地域はどのようなものなのか、ぜひ一度ホームページなどをご覧になって下さい。
動物が好きな方もそうでない方も、保護された犬や猫たちがどのような場所にいて、どうお世話され、その後どうなるのかをぜひ知って頂きたいのです。
ここからは私が関わっている犬たちについてお話をさせて頂きます。

犬たちが収容される保健所は先進国と言われるには程遠い劣悪なものです。
特に地方の保健所は冷暖房は愚か、太陽に当たる窓もなく昼間でも真っ暗な場所に犬たちはいます。床は消毒で濡れていることが多く、10分でもその場にいると靴下は湿気で濡れ、真夏でも足は冷えきってしまいます。
犬たちの体調が良くなるはずもなく、健康な状態で収容されたとしても、病気になってしまう子がいる原因はここにもあるはずです。

保健所から保護しているボランティアさん達の血の滲むような努力で、殺処分は年々減少傾向にありますが、収容され、助けを待つ犬たちはそんな切ない場所で何年にも渡り過ごすこともあります。
そして、殺処分を免れたものの、収容が増え大きな一つのお部屋に入れるしかない犬たちは、とてつもないストレスに晒され、心穏やかに過ごせるはずもなく、やがて犬同士の喧嘩になり亡くなる犬もいます。
私が保護を決めた猟犬にもそんな事が何度か起き、頑張ったね、よく来たねとこの手で撫でてあげることが出来なかった犬たちがいました。
あと数日早く出してあげられていたら…そんな犬たちを忘れることはできません。
殺処分ゼロを目指す裏で苦しむ犬たちがたくさんいることをどうしてもみなさんに知って頂きたいとこのTシャツに想いを込めました。

では犬たちにとって過酷な現状はどうすれば解決できるのでしょう。
一番はもちろん保護されなければならない犬を
生み出さないということ。
捨てる人がいなくなればよいのですが、なかなか一足飛びには改善はされません。
蛇口を閉めることと同時に保護される犬たちが生きていける道を探すこと。これが里親様を探すという活動です。
そのためには保護された犬たちが過ごす場所の改善も必要なのです。 
このことは保健所で働く職員さんのためでもあります。
こんなにも動物が虐げられている国で人も大切にされるはずがありません。
日本においては動物は"命"ではなく"物"。 
その意識の低さがこの保護犬たちを取り巻く環境に、大きく現れていると私は思っています。
この意識を変えるということが最も重要な部分だと考えますが一人一人が変わらなければ変えることは難しいのです。
皆さまが色々な形でさまざまな社会活動に参加し、考える時間を持つこと。また、世界に目を向けることも重要なことの一つです。もちろん動物愛護でなくてもよいのですが、その活動の全てが人や動物たちの尊い命に繋がっているということを実感できると思います。

さらに深く踏込むことは厚く高い壁にも立ち向かうことになります。心が折れてしまうことは数え切れないほどあります。
とてつもなく大きな勢力が相手だとしても
あまりに高い壁だとしてもそして結果が思っていたものと違っていても、立ち向かうパワーは決して無駄ではなく必ず未来へ繋がると信じています。その一歩は小さくても昨日よりは進んでいるのですから。

この国で起きている社会問題を自分事として捉え、共感し「命が大切にされる国」だと胸を張って言える、そんな国にかえていきませんか?

2024年度チャリティーTシャツの売り上げ枚数は現時点で258枚。
¥258,000、カラーなどの売り上げの一部から¥360,800、計¥608,800をセントハウンドレスキューに寄付させて頂きます。
ご購入頂きました皆さま、心より御礼申し上げます。

※他の商品同様、ご購入後のキャンセル、返品・交換はお受けいたしておりません。

ご了承くださいませ。